ほ〜み〜邸解体作業風景 - 2003.9.14 -

諸君らは「開かずの間」という言葉を耳にしたことがあるだろうか。
栃木県M市にある某社員寮2○2号室に、その「開かずの間」は存在した・・。

「この部屋は絶対に開けてはならない・・」

 この部屋の家主は来客者に常々こう忠告していたが、興味本位からかその言葉を
 無視し侵入を試みた者がいた。その者はギリギリのところでその部屋から脱出できたが
しばらく放心状態き、そして意識が回復した後、息絶え絶えに私たちにこう証言した。

「呪いのビデオを発見した」
「未確認生物がいた・・」
「命綱なしでは遭難してしまう」


などなど奇妙な証言を残している・・。

こんな平和な町に

そんな恐ろしい場所があっていいのか!

 我々取材班は、意を徹してこの開かずの間を撤去すると共にこの実態を世に公表
するため命がけでカメラを向けた。そして今!この2○2号室の実態は明らかとなった!!



開かずの間
ここが有名な開かずの間だ。
この写真ではよくお分かりにならないと思うが、下の畳が見えないほどに大量の洋服、空き箱、使わなくなったモノが積まれていた。まさに足を踏み入れる隙間もない状態。

撤去作業者 無職嬢・電池や
軍手、口にタオル、靴下2重履きの完全防備で撤去作業に臨んだ。ちなみにゲッツも作業に加わったが喚くだけ喚いて5分程で逃げ出した。ただ邪魔をして帰ったと言えるだろう。
ごみ屋敷
何故か寝室なのにいろいろな電気製品が所狭しと転がっていた。冷蔵庫、炊飯器、冷風機、はたまた洗濯機まで・・。9年前までは確かに寝室だったこの部屋はいつのまにかゴミ屋敷と化していた。
何気に最強スペースだったと思う。

撤去作業者 脱臼女・ステカセ
ステカセ氏は黙々と撤去作業に集中していたが、押入れの中を見たときは流石に顔が強張っていた。呆然と立ち尽くしていた姿が印象深い。
夢の島
夢の島・・聞えはいいが所謂、ゴミの島だ。通常ベランダと言えば洗濯物を干したりガーデニングスペースだったりするが2○2号室のベランダは空き瓶、空き缶、危険物があふれており、ベランダの機能を全く果たしていない・・。
いや、むしろこの家主にとっては絶好のゴミ溜めスポットだったのだろう・・

写真 脱臼女
撤去作業者 無職嬢
非常に危険地帯でした。空き瓶からは異臭、虫が発生していたモノもありました。
台 所
   一応これでもキッチン。

家主はここで1人分の食事を作っていた。
一応、下に見えるゴミは夢の島から運んだモノだが、やはりこのスペースにも酒の瓶がいくつも転がっていた。

撤去作業者 総長・ゲッツ
清掃者 無職女・電池や
家主をはじめ、撤去作業者らがゴミ等を片付けてくれていた為、他の部屋に比べ清掃はかなり楽だった。しかしコンロ等の油汚れがひどく大量に洗剤を使った為、かなり手が荒れた。換気扇にも手を出そうとしたが羽の部分が黒光りしていた為、見なかった事にした・・。
次の家主・・健闘を祈る
集いの場
ここは我々が良く利用していた集いの場(宴会場)だ。その傍ら家主の寝室でもあった。元寝室がゴミ溜めになったからなのか!他の部屋同様、もちろんこの部屋もしっかり汚染されていた。

家主ご自慢のオーディオ機材の上には、風が吹いてもビクともしないぐらいの頑丈な埃の層が出来ていた。正常な人なら、いつ肺機能に異常が出てもおかしくはない。

カーペットには酒、惣菜の汁、犬の尿・・様々な液体が染み込んでおり、時に食物も埋め込まれていた。察するに家主の貴重な非常食だったに違いない。家主同様、週末の度に何人もの輩がここで寝泊りをしていた。

撤去作業者 総長・ゲッツ・ステカセ・脱臼女・無職(女)・電池や
みんなが頑張って作業している中、総長とゲッツはボール投げとかして遊んでいたと思います。邪魔しているだけのようにもみえました。
匿名希望





そんなこんなで「開かずの間」「ゴミ屋敷」「夢の島」のゴミは無事撤去された。
ここで撤去作業者にからこんなコメントが届いている。いくつか紹介しよう・・・。

「あかづの間撤去作業レポート」                宇都宮在住 30歳 男
片づけを始めたらきりがありません!!今だから言えますが、家主に確認せずにかなりの物を、というより、手にしたものの9割はゴミ袋に投入させていただきました。
おかげで、足の踏み場もなかった6畳間がすっきり!でも、掃除中は明らかに体に悪い空気が部屋中に充満していたようです。目が一日中しみてたまりませんでした。
もしかしたら、肺に
カビ菌が入ってしまってるかもしれません。あの部屋で寝た覚えのある人は覚悟した方がいいでしょう。

なんにしても結構居心地が良かった部屋なので、きれいになった時はちょっぴりさびしい気もしましたね。新宅はまだまだ部室としての機能は足らないようです居住性とかアイテムなど徐々に部室らしくしていきましょう


「夢にみるまで・・」                         下館市在住 22歳 女
家主と私は知り合って13年経ちます。とても仲良くさせていただいておりまして、彼が2○2号室に住み始めた当初から約9年間、かなりの回数 寄らさせて頂いておりました。
ですが・・・あの「開かずの間」だけは足を踏み入れた事はなかったんです。
何度か覗いてみようと試みましたが、なにか
霊気のようなものを感じて・・恐ろしくて扉を開くことが出来なかったのです。そして今回!ついにその実態と直面!!
あまりの衝撃に言葉をなくしました・・。正味3日間、この撤去作業に参加させて頂きましたが、作業1日目の夜はなかなか寝付くことが出来ず、ゴミの夢を見、そして魘されました。

夢にまでゴミが出てくるなんて・・精神的にとても辛い作業でした。





これが真の姿とも言えるでしょう
開かずの間 集いの場 キッチン




電池や(総指揮官)
無職嬢
脱臼女
総 長
ステカセ
ゲッツ
ヤンバルシーサー(家主)





いろいろと好き勝手書かせていただきましたが、あの部屋は本当に汚かったですが、本当に居心地がよいみんなの憩いの場でした。まぁ、撤去したゴミの1/5ぐらい(私は1/4かも)は私たちが出したゴミなので、あのぐらいの作業は当然ですね。週末のたび、私たちに食い散らかされ、なのに嫌な顔ひとつせずにいつも快く迎え入れてくれた家主に心より感謝致します。あんなふうに人がたくさん集るのは家主の人柄だったとも言えるでしょう。
これからは第二の「ヤンバルクイナの間」の活躍に大きく期待しつつ、あのオシャレでハイテクアパートがまた「開かずの間」にならない事を祈っております。         電池や



ありがとう「ヤンバルクイナの間」
そして・・FOREVER














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